プリザーブドフラワーが楽しめる期間は通常2,3年と言われています。
枯れることはないのですが、なんとなく飾っていて新鮮な気がしなかったり、色が抜けたり、埃がついてしまうので、鑑賞できなくなってきます。ですが実はヨーロッパでは10年ぐらい保存ができるんです。
このヨーロッパでは10年というのがヒント!
工夫すれば長持ちする事が多いのがプリザーブドフラワーです。
プリザーブドフラワーが苦手なものは?
ヨーロッパから最初にプリザーブドフラワーを持ち込んできた時、日本では2,3年しか保存できず、とても焦ったと聞きます。
なぜ日本では持ちの期間が短いのかと言うと、湿気があるからです。加工の工程で、色を吸わせて着色します。水を含みやすいのがプリザーブドフラワー。
一番苦手なのが湿気です。湿気を吸うをまるでお水の中に入れた花びらのようになります。
次に注意しないといけないのが直射日光。直射日光が当たると色抜けしていきます。
例えば、グリーンは色が薄くなってきたり、黄色がかってきたりします。色が抜けても風合いがいいので飾って置いて問題なく、むしろその風合いが良かったりしますが、注意したほうがいい色はピンクです。
ピンクは白くなっていってしまいます。
そこで置く場所をなるべく日陰にするといいです。
お花によっては色が徐々に抜けて風合いが変わることもありますが、日陰ですと色抜けするスピードが劇的に下がります。
次に風にも弱く、ドライフラワー状になってきて花びらに亀裂が入ったり花びらが落ちてしまったりします。風にも要注意です。
最後に埃も大敵!付いてしまうと取るのが大変です。
プリザーブドフラワーを長期間にわたって保存させるちょっとした方法
そんなプリザーブドフラワーですが、結局のところ、日本の気候が影響してくるため、その家の環境にもよるのですが、気候に左右されない環境を作れば長く保管する事が可能です。
タンスの中に貰ったまましまっていたプリザーブドフラワーが10年後に取り出してみたら、貰った状態と全く変わりなく綺麗なままだったと聞くことがあります。
環境が変わらなくて、暗いところが一番ベストな場所。
そんな環境に限りなく近くするには、ガラスなどで覆われているアレンジを選ぶといいんです。ちょっとした事ですが、それだけで倍またはそれ以上の保管ができる事が多いんです。5,6年、またはそれ以上、楽しめると思います。
ガラスなどで覆われていると、風、湿気など外からの影響を受けにくくなり、埃もつきにくくなります。
もしガラスなどで覆われてない場合、クリアケースや額縁を買ってきて保管するといいですね!
直射日光は避けられないので、なるべく日の当たらないところに置いてくださいね!
プリザーブドフラワーの作成時にも注意が必要
飾る時の注意の前に、作る際にも注意が必要です。
というのも手にも湿り気があるからです。この湿りが後々のプリザーブドフラワーの持ちを短くしてしまいます。
また、触りすぎると加工してあるプリザーブドフラワーはペキペキとお花が割れてきます。
なるべくお花の真ん中は触らないように頑張って作って下さい。
それでは楽しんで作って下さいね!
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